男性大浴場に18か所、女性大浴場に17か所の浴槽があり、いろいろな湯船に入れるのが楽しい温泉天国。浴室棟が3階建てになっていて、泉質名を書いた浴槽のほか、健康浴ゾーンの2階には蒸気風呂、歩行浴、打たせ湯などがある。登別温泉の泉源である地獄谷に隣接し、湯量は豊富。泉質も酸性硫化水素泉や食塩泉など、7種類があってバラエティに富んでいる。男女入れ替えなしで、24時間入浴可能なのでのびのびと入浴できる。
建物は9階建ての本館、7階建ての東館、11階建ての南館、10階建ての西館があり、部屋数は合計で399室。ほかに宴会場が集まる7階建ての佳水館と3階建ての大浴場棟もあって、樹木の多い中庭を囲んで大きな敷地を占めている。そのため室内をはじめ館内はゆったりとした空間が広がり、落ち着きとぜいたくな気持ちの中で過ごせる。高層階の窓から見る登別温泉の風景がいい。
本館の1階と地下1階は吹き抜けになっており、おみやげ処「湯の街」やラーメン処「味自慢」、そば処「いでゆそば」、カラオケ「鬼囃子(おにばやし)」、スナック「ドリーム」といった食べ処、遊び処が並んでいる。さらに奥には自動演奏のピアノを備えたサロン「ミスティ」などもあって、楽しく夜を過ごせる場所だ。中央の大金棒は、地獄谷にちなむ鬼の金棒をイメージした宿のシンボル。高さは9m。時間になると、からくり仕掛けで桃太郎と鬼が現れる。その他、家族で楽しめるゲームプラザもあり。
上手なお風呂の入り方をおすすめします。宿に到着した直後は浅い浴槽で刺激の少ない温泉につかり、朝は熱めの湯にさっと入るのがいいでしょう。気持ちがシャキッとしますよ。(販売部 部長・野村真悟さん)
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