リアス式海岸に奇岩、岩礁が点在し、紀の松島と呼ばれる景勝地を形成。いたる所で湯が湧き、多くの宿が自家泉源をもつ。岬や島へ船で渡るのも勝浦ならではだ。
大阪から車で阪和道を通り南紀白浜を経由し太平洋沿いにさらに南下、捕鯨の聖地、串本をさらに進むとやっと勝浦温泉。そんな遠くの勝浦温泉、ホテル浦島はあちらこちらにホテル棟があり、それらを地下道や長いエスカレーターやエレベーターで結ばれており、山上を含めあちらこちらに各種様々な温泉があります。各温泉を回るだけで疲れてしまう広さに、わくわく楽しい少し古い気もするホテルです。ただし、すべての建物が古いわけではありません。もちろん古い建物も改装がなされてきており、きれいな部屋です。観光地ではありますが、家族連れで、このホテル内でも十分に遊べます。雨でも大丈夫! 世界遺産認定後、このホテルも外国からの観光客が増えたと感じます。周辺の観光スポットもやはり日本人を含め、外国からの観光客が増えました。ただ残念なことは、自然や建物、石碑などが荒らされてきていることです。大切な遺産や自然を守るマナーを守り、自然や観光などを楽しむことが、ここに限らず日本中の世界遺産を含めた建物や自然観光地の今後の課題と感じます。