万葉の時代から人々に親しまれてきた関東屈指の温泉地は、標高800mの地に位置する。シンボルである石段街の途中には、与謝野晶子の「伊香保の街」が刻まれており、その両脇に軒を連ねるみやげ店や飲食店が温泉情緒をいっそう盛り上げる。
昨年、社員旅行で伊香保温泉に行きました。 宿泊したホテルにも温泉はありましたが、 ガイドブックに載っていた、 源泉地にある「伊香保温泉露天風呂」へ行くことに。 他の女性陣は酔っ払ってしまって「歩くのが面倒!」ということで、 数人の男性陣に混じって、いざ出発 伊香保温泉街の石段を登り、さらに道を奥に進んでいくと、 ドーム状のガラス(?)で覆われた源泉があり、 源泉がのぞけるようになっていました。 そばには、温泉が飲める「飲泉所」も。 コップも置いてあったので、飲んでみましたが、 一口飲んだ感想は、鉄くさ~い 決して、ゴクゴク飲めるものではありませんでした。 まさに、良薬は口に苦し。温泉も同じですね。 源泉かけながしの露天風呂ということで、 ワクワクしながら「伊香保温泉露天風呂」へ。 内風呂がなく、小さな脱衣所からすぐ露天風呂という感じです。 女風呂は空いていて、わたしを含めて4人。 先に入っていた親切なおばさんが、 「バスタオルを脱衣所の壁にかけておくと、 風呂から上がった後、すぐに使えて便利だよ~!」 …と、大きな声で教えてくれました(苦笑) 湯船は、熱めとやや温めの2つ。 茶色く濁ったお湯で、肌がスベスベする感じです。 天気がよくて、目の前の緑が爽やか。 すっかり、リラックスできました。 シャンプーも石鹸も、もちろんシャワーもない。 ただ、湯船につかるだけ。 設備の整った温泉もいいけど、 たまには、こんな温泉もいいな…と思いました。