関西の秘境十津川は、南北朝や幕末の動乱にもしばしば登場。温泉は元禄年間(1688~1704年)に炭焼きが発見したと伝わり、平成16(2004)年には十津川温泉郷エリアの、全温泉施設で塩素をいっさい使わない「源泉かけ流し」を宣言した。共同めぐりも楽しめる。
住所 | 奈良県吉野郡十津川村平谷、小原ほか |
---|---|
交通 | JR和歌山線五条駅から奈良交通新宮駅行きバスで2時間30分~3時間、十津川村役場前・十津川温泉、ほか下車、徒歩3~15分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 十津川村観光協会 |
お湯の泉質 | 炭酸水素塩泉([十津川温泉]ナトリウム-炭酸水素塩泉) |
---|---|
源泉の数 | 5 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません(十津川、上湯のみ可。湯泉地は不可。ほのかな塩味) |
源泉のpH値 | 中性 |
源泉の温度 | 70度 |
テレビの旅番組で「谷瀬の吊り橋」のことを特集していたのを見て、子供が行きたいと言い出し、家族で行ったことがあります。 私は大の高所恐怖症なので、吊り橋は見るだけで恐怖で、下が透けて見えるし揺れるしで結局1mも進めませんでした。子供は渡りきったのですが、こっちに帰ってくるのを見るのも恐怖でした。さすが日本一ですね。 私自身の参加した目的は「源泉かけ流しの温泉に入れる」ということだったので、共同浴場を探して行ってみました。教えて貰ったのが、2005年6月にオープンしたという「庵(いおり)の湯」です。入口から階段を降りて行くと、券売機があり、入湯券を購入します。 お湯はもちろん源泉掛け流しで、加水や加温もしていない、100%ピュアな天然温泉です。奈良県第一号という飲泉場と足湯、そう大きくはありませんが、男女の内湯がありました。露天風呂がなかったのが少々残念ですが、浴場からは二津野ダムが一望でき、秘境という趣。なかなか眺めは良いです。施設がまだ新しいので気持ち良く入れましたし、湯質もぬるすべで満足です。