明治開湯以来、胃腸の名湯として親しまれてきた湯治場。飲用もできるその温泉は「宝命水」と呼ばれる。山間の静かな湯治場風情を残す一軒宿ではその名湯を味わえる。
長野県の佐久市内山と言う山間の中にこの温泉はあります。 明治18年創業というこの温泉、かつては萎びた感じの古ーい建物が通には堪らない知る人ぞ知るって言う感じの温泉で、つい数年前まではここは営業しているの?って言うくらいの温泉でした。 でした・・・と言うのは、つい最近リニューアルされ建物がきれいになり、明治っぽい佇まいは薄まってしまいましたからです。 しかし、山の中の秘湯一軒家の趣は、まったりした温泉の時間をお気に入りの文庫本手に癒されるにはまさに穴場です。なにせここには喧噪というものがありませんから。 そんなことで豪華な食事やサービス、娯楽の類を期待する輩には不向きです。 あくまでも自分のゆとりの時間を持ちたい人向けですネ!