建御名方命(たけみなかたのみこと)が鹿が好んで飲むのを見て発見された、弘法大師が杖を突き立てたところから塩が吹きだしたなど、諸説が残る湯。南アルプス南部の登山口にある。
住所 | 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩 |
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交通 | JR飯田線伊那大島駅から伊那バス大鹿行きで46分、鹿塩下車、徒歩10分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 大鹿村役場 |
お湯の泉質 | その他(ナトリウム-塩化物強塩泉ほか) |
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源泉の数 | 3 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | (ほのかな硫黄臭ほか) |
源泉の飲泉 | できます(強い塩味) |
源泉のpH値 | 7.9弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 15度 |
6月8日、松川ICから大鹿村へ向かった。日曜日のためか狭い道路だがあまり対向車はなかった。まず、大河原の中央構造線博物館へ行く。こんなものがあるとは知らなかった。すばらしいの一言に尽きる。館長さんがまた懇切丁寧に説明してくださる。外部の岩石の並べ方もみごとである。中央構造線が関東まで延びているのははじめて知った。この博物館が多くの人に見てもらえることをきぼうする。旅館の山塩館、出迎えに出てこられた女将さんを見て驚いた。「えっ、若い」と思った。もちろんご主人も若い。ということは、この旅館はうまく相続されているのだと思った。お湯がまたいい。飲むと塩味がするが海水の辛さとはまた違う。夜の食事がまたすばらしい。鹿肉もおいしかったが、鯉の甘露煮がおいしかった。 翌日、青いケシを見に行く。くるまで40、50分かかる。丁寧につくられた畑の中に、青いケシが咲き始めていた。6月の下旬ごろが満開になるのだろうが、十分見ることができた。帰途、大池湿原でクリンソウの群落を見つけた。この旅は、これで満足であった。欲張って、北川露頭も見た。次は、10月にあるという大鹿歌舞伎を身に来たいと思う。