十勝地方特有のモール温泉が体験できる。明治創業の老舗ホテルはモダンな造りで、温泉のあるリゾートホテルとして人気がある。市街地に立地し、観光や出張にたいへん便利。
住所 | 北海道帯広市西七条南19丁目1 |
---|---|
交通 | JR根室本線帯広駅から徒歩15分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 森のスパリゾート北海道ホテル |
お湯の泉質 | 単純温泉(アルカリ性単純温泉) |
---|---|
源泉の数 | 1 |
お湯の色 | 茶褐色 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません(無味) |
源泉のpH値 | アルカリ性 |
源泉の温度 | 42.3度 |
関西から一週間の北海道旅行で、最後の宿泊地に選んだのが丸美ケ丘温泉ホテルでした。ネットでいろいろ探していたら、モール温泉が素晴らしいとのこと。素泊まりだけですが、ほぼ街中なのでその辺は問題なし。 音更町の小高い丘に立つそのホテルは、見た目は古さが目立つ一見ホテルには見えない佇まい。カウンターにはオーストラリアから来られている男性がいました。家族で働いているとのことで、とても感じのいい奥さんと思われる方が部屋まで案内してくれました。部屋は改装されたのかとてもきれいで、畳はピカピカ、液晶テレビもあります。温水シャワー付トイレ、洗面所は共同ですがすごく清潔です。電子レンジも用意されていました。 さて期待が高まる温泉ですが、スーパー銭湯のような脱衣所には返却式コインロッカーがあります。露天風呂はないものの、熱めの大きい浴槽とやや低温の小さい浴槽があります。いずれもコンコンと湧き出るお湯が絶えずオーバーフローしていました。茶色がかったそのお湯は、実に肌にやさしいまったりとしたいいお湯です。特に小さい浴槽は、低温であるだけにいつままででも入っていられます。昼間なら大きなガラス張りの外は、周りの木立が一望できて、至福のときを感じられます。 何と表現していいのか、初めて経験したモール温泉は、北海道最後の夜を十分楽しませてくれる素晴らしいお湯でした。また必ず来ようと心に誓い、翌日の夜小樽から帰路につきました。