西に弓ヶ浜、東に大山を望む山陰屈指のリゾート温泉。明治33(1900)年、海岸に湧く湯を漁師が発見したのが始まりで、戦後、碁盤の目状に区画整備された。宿は高級和風旅館が多く並ぶ。
大山のすそ野に湧く。宿は「Royal Hotel 大山」が唯一で、「炭酸水素塩・塩化物泉」を浴用加熱。周辺に大山古道やアスレチック、牧場などが点在、夏期はレジャー客で賑わう。
泉質はアルカリ性単純温泉で、森林浴気分で露天風呂が楽しめる。そのほか、女性用には白濁した「シルク風呂」というミクロの細かい泡が角質を整えるマッサージ風呂がある。
心地よい潮風の温泉と町並み
「皆、生きる」と書く皆生は、出雲から流れた魂が漂着し生まれ変わったという伝説が残る地。その魅力はさまざまな形で届く海の恵みだ。海から湧き出る塩の湯、白砂青松が美しい弓ヶ浜、日本海の荒波で育った魚介など、海が与えてくれる恵みの数々を堪能したい。