和の趣を大切に、地域に密着したもてなしと名湯が好評の「星野リゾート 界」。その全国14番目の宿として平成29年4月にオープンしたのが「界 アンジン」だ。江戸初期、伊東で初めて西洋式帆船を造船したイギリス人航海士ウィリアム・アダムス(後に三浦按針)にちなみ、館内は海や船旅をテーマにしたマリンアンティーク調のデザインで統一されている。
その象徴といえるのが最上階の8階にある「サンブエナデッキ」。ウィリアム・アダムスが築造した帆船名に由来した展望デッキで、船の甲板をモチーフにした開放的な空間では水平線まで広がる海の絶景を見ながら最上のくつろぎを味わえる。隣接する湯上がり処に用意されているビールや紅茶を片手にソファに座れば、まるで豪華客船でクルーズしている気分。日の出や夕暮れ、月明かりなど刻々と表情を変化させる海や空を見ながら、とっておきの時間を過ごそう。
男女別の大浴場・露天風呂は最上階の8階にあり、いずれも太平洋を一望する抜群の眺望が自慢。大浴場は御影石の浴槽に木の縁をめぐらせた落ち着いた造りになっていて、壁面いっぱいに取られた大きなガラス窓から相模湾と周囲の山並みを見渡すことができる。湯船に浸かるとちょうど目の高さに海岸線がくるように設計されているので、まるで海に浸かっている気分で湯浴みできる。
一方の露天風呂は北側にある男性用からは伊東市街から弧を描いて広がる海岸線が、南側の女性用からは川奈方面の山並みと水平線まで広がる伸びやかな風景が思いのまま。浴槽のまわりはガラスがめぐらされているが、向こう側からは見えない特殊ガラスなので、立ち上がって眺望を楽しむこともできる。
ご当地の風趣や名産を巧みに盛り込んだ創作会席料理も「界」に泊まる楽しみのひとつ。界 アンジンでは伊豆ならではの山海の幸に加え、ウィリアム・アダムスが生まれたイギリスのエッセンスを散りばめているのが大きな特徴だ。
ハイティーツリーをイメージした3段の器に盛られた八寸、当地の伝統料理をヒントに考案された台の物「魚介と柑橘の紙蓋焼き」など、伊豆とイギリスの食文化が見事に融合した料理が目と舌を楽しませてやまない。先付けに供される「和のフィッシュアンドチップス」も実にユニーク。カツオとしょっつるのパウダーをまぶしたポテト、タタミイワシをトッピングして揚げたアジなど、泊まらなければ味わえないアイデア料理を堪能したい。
朝夕の食事をいただく2階のお食事処は、和紙や木、カラーアクリル、染布など13種類の素材で造られたパーテーションで仕切られ、プライベート感を重視した半個室タイプ。上質な空間に包まれ、大切な人との時間をゆっくり過ごすことができる。
全室オーシャンビューに加え、船や古材を利用してデザインされたインテリアも見どころです。館内でも船旅気分を味わえるさまざまなおもてなしをご用意しておりますでの、皆様ぜひお越しくださいませ。(総支配人の尾崎雄平さん)
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