ホテルの創業は昭和13年。その当時からの造りと雰囲気を色濃く伝えているのが、このドーム天井の大浴場(以下A浴場)とやや小ぶりの大浴場(以下B浴場)だ。A浴場の中央に置かれた白い裸婦の塑像は北海道出身の彫刻家・加藤顕清氏が制作したもの。ホテルに引かれている3本の源泉を取り込み、中央の円形浴槽に食塩泉、周囲の小さな浴槽に硫黄泉、鉄泉、食塩泉の湯が満たされている。サウナ、水風呂、そして和風庭園露天風呂を併設する。
もともとは栗林商船という海運会社が、海外客用に「部屋にトイレのある温泉ホテル」を作ろうと考えたのがはじまりだとか。館内の多くに洋風の雰囲気がするのはそのためのようだ。ロビーは2階まで吹き抜けの高い天井にして開放感を出し、シャンデリアと花で豪華さを高めている。じっさいロビーに立つと、外国の高級ホテルに来たような感覚を覚える。創業時はビリヤード、ダンスホールなどがあり、現在も海外要人が数多く宿泊している宿だ。
夕食と朝食のバイキング会場となる「グランドホール」は、サンルームのように大きく張り出した席もある。晴れた朝はすがすがしい雰囲気だ。夕食時にはグリルとホール中央に置かれたオープンキッチンで作られるステーキ、焼き魚、天ぷらなどアツアツの料理が味わえる。品数は和・洋・中華が約40種類と豊富だ。朝食では目の前で厚焼き玉子が焼かれ、ホテルで自家発酵させたパンも焼きたてで出される。バイキング会場に新設した「スイーツ工房」では焼きたての手作りバームクーヘンも堪能できる。
早めに登別温泉に着いていただき、温泉街の雰囲気を楽しんでほしい。源泉地の地獄谷や大湯沼にも足を延ばしてみてください。ホテルの温泉の豊富さとすばらしさがより実感できると思います。(営業部部長 宮内英さん)
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