目の前に広がる穏やかな瀬戸内の海を堪能できるのが魅力の宿。海に突き出すように作られた露天風呂はまるで海に浮かんでいるような感覚だ。館内浴場も冬季以外は、窓を開放し、ここちよい海風を感じながらの入浴が楽しめる。海を染めながら沈みゆく夕陽を眺め、ゆったりとした時間の流れを感じたあとは、新鮮な旬の素材を使った料理が味わえる。鯛や穴子など地元ならではの素材を調理人が趣向をこらして完成させた料理はまるで芸術作品のようだ。
全館オーシャンビューの建物で、どの部屋に宿泊しても瀬戸内海の眺望が楽しめる。特に西側の部屋からは、夕暮れ時の海が見せる美しい光景を窓から堪能できるのが魅力。海面を黄金色に染めながら暮れていく夕陽を眺めていると日常を忘れた贅沢なひとときが過ごせる。ミニコンポ・DVDプレーヤーも備えた露天風呂つきの部屋も2部屋ある。西側の部屋でお気に入りのCDをかければ、自分のためだけに演出された夕陽ショーの完成だ。
お風呂は風景も一緒に楽しめるよう、海に一番近い位置にある。露天風呂は、柔らかな木の温もりがうれしい「銀水露天風呂」と岩をつかった野趣あふれる「錦水露天風呂」の2ヵ所。どちらも目の前には瀬戸内海の雄大な景色が広がり、太陽に照らされた海や星空を眺めながら湯浴みできる。2007年に出来たばかりの貸切風呂は、西側に面していて夕陽を堪能しながらの入浴が可能だ。広々とした館内浴場やハーブサウナも充実している。
館内や客室は、備前焼や信楽焼などの器に活けられた生花が飾られ、器の独特な質感と花々の色彩が調和した上質な空間を作り出している。またロビーに飾られた夕陽の風景画は、吉本興業で「ちゃらんぽらん」という漫才コンビを組んでいた大西氏が画家に転向、太陽という雅号でこの宿からの眺めを描いたものだそう。ロビー窓辺のうたた寝椅子では、リラックスしながら風景が眺められる。夕刻、赤紫に染まる空と黒く浮かぶ淡路島の島影は息をのむ美しさだ。
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