「きらの里」の八幡野門を一歩入ると里山の原風景に迎えられる。6600坪の敷地内には、趣向をこらした客室、お風呂、食事処が点在し、小川、池、田畑、木々の緑に囲まれたゆるやかな坂道を人々が思い思いに歩いている。野鳥、池のあまご、うさぎ、ニワトリ、時にはリスなどの動物たちとの出合いも楽しいし、草、花、月、星、そして里山を吹き抜ける風に吹かれる豊かな空間を肌で感じることができるのも嬉しい。2006年8月にオープンしたばかりだが、従来の宿の概念を越えた宿として、早くも多くの旅人の心を掴んでいる。
里山のふもとに点在する客室には、4つのタイプがある。まずは旅籠風の「八幡野」。次いで和モダンの別邸「山の音」、そして古民家風の離れ「竹ぶえ」。最後は一人旅客用の個室「うみ蛍(1階は和室、2階は洋室)」。いずれも和の情緒を大切にしながら機能性も併せ持っているので、次回は違ったタイプのお部屋を利用してみたいという気にさせる。 また個室「うみ蛍」があるためか、一人旅の旅人が多いのも、ここの特徴。あまりの心地よさに予定外の連泊をする人も多いとか。オープンして1年あまりだが、すでにリピーターが多いのもうなずける。
敷地内のほぼ中央に大浴場や露天風呂があり、到着時に旅人自身で選んだ浴衣や作務衣を着て、のんびりと湯めぐりを楽しんでいる。それぞれ客室からは歩くので、雨降り用の傘や暗い道用の提灯の用意もある。またお風呂には、露天風呂用の菅笠まであった。(※一部加温をしている湯がございます)
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