柳屋は永い間、「岩風呂の柳屋」を看板に旅館を営んでいた。新築計画で高層ビルの大型旅館の案もでたが、温泉旅館として生まれた柳屋のイメージを変えるのは忍びないということで、今の構想がスタート。内庭を囲むようにして、一階・二階建ての白い壁の土蔵のような八棟がぐるりと回っている。廊下を辿っていけば、元の場所に戻ってくるまさしく回廊。どの部屋からも見られる、美しく整理された日本庭園は、湯村山を借景に緑濃く映えている。
柳屋の温泉は、泉質ナトリウム・カルシウム塩化物泉、泉温46度、毎分40リットル・日量58トンにも及ぶ豊かな湯量で、露天風呂の柳屋といわれるように、石の湯、花の湯の露天は趣がある。館内には、現在の温泉分析表・効能を書いた別表とともに、昭和初期の東京市衛生試験所の検査表がパネルにされていて興味深い。また、宿泊者に無料で発行される「湯巡り手形」を利用すれば、他施設の温泉浴場を「一箇所500円」で楽しむことができるのも見逃せない。
小さな宿なので、従業員全員が挨拶を徹底して、お客様がお帰りになられるときに気分よく「また来たい」と思っていただけるよう、笑顔のおもてなしを心がけております。
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