福島県の摺上川に面した温泉旅館。築40年近くの建物をリノベートし、2004年に温泉旅館として開業。外観は古き良き時代の面影を感じさせるが、内観はフルリフォーム済みで清潔感にあふれる。「華滝」という名だけあり、随所に生花を配し華やかさを演出。特にフロントに置かれた大きな花器が印象的だ。花はすべて女将が生けており、オープン以来、その手入れを毎日欠かさないのだとか。そんな、もてなしのこころを感じさせる宿だ。
過度な装飾を施さず、あえてすっきりシンプルにしつらえられた客室。部屋により造りは異なるが、座敷と広縁の間に仕切りを設けず日当たりを良くしたり、広縁を座敷より低い位置に設置し開放感を持たせたりと、くつろぎのための気づかいを忘れない。また、眼下に川が流れ、清流のせせらぎが気持ちを落ち着かせてくれる。低層階ほどその音が大きく聞こえるため、自然のいとなみを間近に感じたいなら、予約時にリクエストをしてもいいだろう。
宿自慢の天然温泉「ひのき大浴場」と「ひのき露店桶風呂」は、総称して「花ほっこり」と名づけられている。ひのきならではのあたたかみが魅力で、ひのきの香りに包まれればまさに心が“ほっこり”とするはず。湯質はさらりとしていて軽く、神経痛や関節痛といった身体の不調に効果的。露天風呂にも花の植栽があるので、花びらを愛でながら湯に浸かることもできる。また男湯、女湯ともに24時間いつでも入浴可能なのも魅力だ。
毎朝、料理長が市場へ出向き仕入れた旬の食材を使用。料理はすべて自らの手づくりで提供するというこだわりだ。人気メニューは、えごま豚のしゃぶしゃぶやアワビのステーキ。また地元の味覚・福島牛の網焼きは、わさび醤油でいただくのがおすすめだとか。小ぶりの可愛らしい器を用いた盛付けが女性に好評で、目と舌で楽しませてくれる。食事は基本的に個室宴会場を用意しているが、1,050円の追加料金で部屋出しも可能。(写真はイメージ)
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