千年の伝統を受け継ぎながらも、新しい時代の感覚を融合させたモダンな宿。風格と格式を備えた佇まいは、伊達家代々の湯浴み御殿として栄えた歴史を物語る。館内にある移築した主屋には、佐勘の歴史を伝える資料が数多く展示されるほか、約400年前に紀州高野山から譲り受けた聖火が絶えることなく燃え続けている。長年にわたり歴史を培ってきた老舗旅館らしく、快適かつ温かなもてなしで宿泊者を癒やしてくれる。
館内には5カ所の浴場がある。それぞれに趣が異なり、湯めぐりを満喫できる宿だ。掛け流しの露天風呂「河原の湯」は、名取川に面した野趣あふれる造り。川音に耳を傾けながら、ゆっくりと湯に浸かれる。そのほか、150人ほどが入れる大きさを誇る1階の露天風呂付き大浴場、檜の香り漂う「名取の御湯」などがある。掛け流しの湯がたっぷり注がれた貸切風呂は宿泊者専用(45分、利用料無料)。
1階ティーラウンジ「おかみの紅茶」では、緑豊かな中庭を眺めながら紅茶を味わえる。紅茶は、ダージリン地方から直接取り寄せた新鮮な茶葉を使用。薫り高いストレートティーを堪能できる。好みのカップ&ソーサーを選んで飲めるのも魅力だ。夜は、「ワインバーくら倉」へ。シックで落ち着いた雰囲気の中、気軽にお酒を楽しめる。なかでも人気は、スタッフが厳選したオーガニックワイン。宿泊者は浴衣を着たまま利用できる。
飛鳥時代から湧き続ける「名取の御湯」は佐勘の家宝です。千年のロマンを感じていただき、さまざまなタイプの浴槽で湯を楽しんでもらえればうれしいです。(スタッフ一同)
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