宿名にある“海羊”とは神話上の生き物で、一般にいう山羊座のこと。別世界へ通じる扉を象徴する生きものといわれている。まさにこの宿は非日常から別世界へ導いてくれる扉だ。吹き抜け大空間のアトリウムロビーには滝が流れ、大きな窓から降り注ぐ光が旅情をかき立ててくれる。自家源泉でのんびりできる露天風呂、リーズナブルに遊べるバーや居酒屋、オリジナル菓子から海産物までそろう売店と施設は充実。誰もが思い思いの世界に浸ることができる。
共有温泉を引く宿がほとんどの湯の川温泉にあって、平成館海羊亭は自家源泉を男女とも露天風呂に使用している。褐色を帯びた“赤湯”といわれる湯で、泉質は含ひ素・含重曹‐弱食塩泉。源泉自体は無色透明だが、噴出後に空気に触れることによって褐色に変わるとか。かつては湯の川温泉のほとんどがこの赤湯だったが、それが枯渇した現在は無色透明のナトリウム・カルシウム‐塩化物泉が主流になっている。貴重な褐色の湯を堪能しよう。
ホテル内の飲食店は呑み処「竜王」とナイトラウンジ「ハーフムーン」の2カ所。ホテルでの飲食は値が張ることが多いが、ここでは居酒屋チェーン並みの料金で遊べるとあって団体客を中心に喜ばれている。生ビール650円、ソフトドリンクは400円。カラオケも1人60分1300円で歌い放題だ。昭和レトロのポスターで飾られた「竜王」は焼酎の品ぞろえが豊富。こちらも1杯500円と左党にはうれしいお値段。
最上階には「白湯」「赤湯」の2種類の温泉があり、函館山・函館空港、晴れた日には津軽海峡までもが見渡せます。あの土方歳三も入浴したと伝えられる幻の赤湯は、今では当館だけが持つ貴重な泉質です。従業員一同お待ちしております。
※本サービスは宿泊情報の比較サービスです。掲載の情報内容でのサービス提供を保証するものではありません。サービスの仕様上、リンク先の各予約サイトの掲載内容(プラン内容、料金、空室情報、施設情報等)と一致しない場合があります。ご予約の前に必ず各予約サイトで内容をご確認ください。
※宿泊プランにより対応できるサービス範囲やご利用いただける設備等が異なることがあります。ご予約の前に必ず各予約サイトで内容をご確認ください。