一歩館内に入って誰もが驚くのが日本庭園に面した広大なロビーだ。御影石とじゅうたんを敷き詰めた空間は、道南のホテルでは最大級の規模という。池には舞台が浮かび、「白露の滝」が涼味を演出している。夏には自動開閉する全長40mのガラスパネルが開け放たれ、見事な日本庭園に直接出られるのも大きな魅力。街中にあって、この開放感は貴重といえる。一角には喫茶「砂山」もあり、涼しい風に吹かれて快適なひとときがすごせる。
ロビーを入ると、まず目に飛び込んでくるのが鮮やかな緑茂る見事な日本庭園。ホテルのある場所はもともと明治・大正時代に活躍した実業家・松岡陸三邸だったところで、この庭園も大正13 (1924) 年に造られた。池を中心にツツジや黒松、イチイの銘木が茂り、11階建ての近代的な建物と好対照な景観を見せている。秋の紅葉、冬の雪景色が特に美しい。夜はライトアップされるので、湯上がりや食後の散策に絶好だ。
湯元啄木亭の浴場は最上階の11階にあり、内湯は「空中大浴殿雲海」、露天風呂は「空中露天風呂いさりび」と名づけられている。男女の風呂はちょうど背中合わせになっており、造りはほぼ同じ。共用源泉の宿が多い湯の川温泉にあって、貴重な自家源泉を掛け流しで使用しているのが最大の特徴。よく温まる温泉は肌ざわりもよく、湯上がり後も体が冷えないと好評だ。男女ともに函館山や函館空港を眺めながら入れるサウナもある。
四季折々に美しく変化する日本庭園をぜひご散策ください。街中とは思えない爽快感に浸っていただけます。また、バー「潮騒」やラーメン「浜木綿」、おみやげ処「浜かんざし」などが集まる夢小路は、湯上がりにおすすめです。(予約係の村上陽亮さん)
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