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ほろ酔い気分で再び新幹線に乗車、長岡駅で降りる。ここでは「ほたて舞」と「鮭そぼろ弁当」、ふたつの海鮮系駅弁を頬張ってみる。ホタテの駅弁といえば、通常は煮ホタテが多いのだが、これは珍しかった。ホタテの干し貝柱を炊き込んだご飯だ。ホタテのエキスがじわりとにじみ出た炊き込みご飯のうまいことうまいこと。米はもちろんコシヒカリであった。
そして最終地・新潟。乗降客が多く、夕方のせいかすでに駅弁の数も少ない。その中から「焼漬ぶりいくら弁当」と「越後もち豚・味噌焼きロース重」を選んで、トンボ帰りの新幹線に乗り込む。鮭の焼漬はよくあるけれど、ブリの焼漬は初めてだ。これがイケるのだ、驚いた。そして豚の味噌漬けは素朴で素直な味。ビールによく合った。
マイタケ、コシヒカリ、サケに豚に日本酒にそば。上越新幹線は駅弁以外にもうまいもんがいっぱい。車窓に広がる錦の山々を眺めて、秋の上越路へいざ。オススメなり。
第5回「しのぶ流 駅弁たべりんぐとらべりんぐ」は、11月下旬公開!お楽しみに!