墓参の途中に宿泊。
正直言ってこれほどの山間の宿とは思わず。ナビが無ければ入り口はかなり見つけにくいルートだった。曲がる箇所は少ないがその都度道が細くなり、宿の凡そ2km手前から人家は無くなる。見通しの悪い道幅の狭いルートに沿って、つまりは行き止まりにようやく宿が存在。しかも道からは建物が見えず表示も直前まで無し。駐車場の表示もなく、どこに停めていのかが不案内。結局3段に分れており玄関前まで行って初めてここでいいのか?という具合。
夕食前の入浴。内風呂は鉄泉源泉のまま低温(38度前後)と自然湧水炭酸水の沸かし湯(やや熱め)の2種類。汗を流してからの夕食。ビールに続き本菊泉の冷酒をもらう。佐久の酒は美味かった。
実は宿には予約時に食事内容に注文を付けていた。一人は山菜苦手と。慌てて取り替えてたけど。
思わぬメニューだったのが、鴨肉と野菜の朴葉焼き。なぜ鴨?
あとは山女魚、岩魚、鮎など川魚の定番。先付、酢のモノも悪くない。酒の肴にはちょうど良い量と中身だった。
食後部屋でウツラウツラとしていたら露天風呂の営業時間を過ぎてしまい入り損ねる。ちょいと閉場早くないか?
内風呂でさっぱりしてからオリンピック見ながら早寝する。
因みにこの宿は新館2階のラウンジと本館1階のロビー付近を除くとほとんどの場所で電波は通じない。部屋にはネット配線すら無く、持ち込んだWifiルターなどはただの荷物になっていた。
Wifi(フリー)はその場所であればわりとサクサク。
朝食は昨夕の場所と同じ本館1階の奥の部屋。ありきたりの旅館食かと思いきや、高菜の辛味漬け、山葵菜の和え物他、ご飯のすすむおかずにニンマリ。朝食前に露天風呂を覗きに行くと、こりゃ年寄りには無理!というくらいの階段を登らないとならないほどの場所だった。遠望があるわけでもないのにこの高さは必要?と疑問すら。
精算を済ませて宿を出る。そう言えば、昨日部屋までの案内及び荷物の移動、精算後玄関から車まで(わずかな距離だが)の間を運んでもらったのは久しぶりに味わった宿側の対応。
あとは、もう少し道案内があればなぁ。運転者はナビがないとかなり不安になると思うけど…