「馬で来て足駄で帰る後生掛」とうたわれる東北屈指の名湯として名高い温泉地。旅館部のほか、自炊客を受け入れる湯治棟、浴場棟など7棟からなり、これらが重なるように建っている。
住所 | 秋田県鹿角市八幡平熊沢国有林内 |
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交通 | JR秋田新幹線田沢湖駅から羽後交通・秋北バス八幡平頂上行きで1時間55分、後生掛温泉下車、徒歩5分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 後生掛温泉旅館 |
お湯の泉質 | 硫黄泉(単純硫黄泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | (灰濁色) |
お湯のにおい | 硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 3.2酸性 |
源泉の温度 | 90度 |
オンドル???とにかく興味があったのでオンドル部屋のある後生掛温泉で二泊泊することにしました。 一階のオンドル部屋は、床にゴザが敷かれていてその下はゴツゴツしています。ゴザの下は地面そのもののようです。そして暖かいのです。ここのオンドルは天然エネルギー100パーセント。地熱そのものでした。寝袋を布団代わりに敷いて寝ました。ひどい背中の凝りに悩まされている私にはジワッと気持ちがいいのですが、やっぱり夏のオンドルは暑い!でも湯治宿なので、いろいろな人とのふれあいがあり、それがまた楽しいのです。共同の台所にいると気さくに話しかけてくれたり、「これ食べんね」とおかずのおすそ分けに預かったり、常連客の猟師さんにはカニやイカを頂いたりで、ちょっとリッチな夕食になったり。朝は外に常設されている天然の蒸場で卵や芋などの野菜、そして蒸しパンの素を蒸し器に入れ、台所でコーヒーを入れてる間にこれまたおいしい朝食の出来上がり。「夏は暑い!」と言いながら二度目もまた夏に行きました。建物やお風呂には古さを感じるところもありますが、懐かしさや素朴さがいっぱいの宿です。人とのふれあいが好きな方にはお勧めです。