「海上アルプス」と呼ばれる青海島を望む温泉地。近くに文治元(1185)年壇ノ浦の戦いで、安徳天皇を抱いて身を投げた、二位の尼の亡骸が流れ着いたという二位の浜がある。
住所 | 山口県長門市日置黄波戸 |
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交通 | JR山陰本線長門古市駅からタクシーで10分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 長門市観光課 |
お湯の泉質 | 単純温泉(アルカリ性単純温泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 8.88アルカリ性 |
源泉の温度 | 30度 |
JR山陰線黄波戸駅下車。そこはバスもタクシーもないひなびた駅。駅の外にあるこれまたひなびた公衆電話から宿(ホテル彩波)に電話して迎えに来てもらう。待つこと五,六分。宿のお女将さんが自ら自家用車を運転してのお出迎え。宿につくと三階の客室まで階段を上がる。エレベーターなどという文明の利器はないのだ。がしかし、部屋に入ると窓の外は日本海が目の前に広がり、海の彼方には海島が見える。だが何よりもお勧めは朝の光景だ。暗い海が徐々に明るくなり、やがて美しいあかね色になる。島影から太陽がゆっくりと昇り始めたとき、その荘厳な美しさに息をのむ。露天風呂もあり、そこからも朝日が見えるが、これは有料で、カップル向き。 夕食はもちろん、朝食も目の前の海で取れた新鮮な魚介類。これがまた絶品。魚介類が好きで、ゆったりのんびり温泉を味わいたい人には最高の温泉だ。 鉄道利用ではやや不便なので、車の好きな人はレンタカーが良いかもしれない。周辺の観光ポイントはいろいろあるが、長門湯本の赤崎神社にある日本最古の野外劇場で毎年9月10日に行われる楽踊りがお勧めだ。