箱根湯本から早川沿いに600mほど上ったところにあり、江戸時代初期に発見され、江戸時代より文人墨客や要人に愛されてきた温泉地。閑静な老舗旅館が多く、山間の落ち着いた雰囲気とあいまってどこか文学のにおいを感じさせる場所である。
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢 |
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交通 | 箱根登山電車塔ノ沢駅周辺 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 箱根町総合観光案内所 |
お湯の泉質 | 単純温泉(アルカリ性単純温泉、単純温泉) |
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源泉の数 | 9 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | アルカリ性 |
源泉の温度 | 38~63度 |
箱根湯本からひとつ上の(場所がネ・笑)なのがこの塔ノ沢温泉。 箱根湯本と比べるとそのにぎやか度は比べるまでもなく静か(笑)。うるさいのは 国道一号線のクルマの騒音ぐらいなもの。 ココは、明治の文豪、文化人たちが逗留した「福住楼」のほか落ち着いた 和風旅館が多い。町並み(画像↑)も渋くて一度は泊まりたいものだが、 単にお湯を楽しみたいなら公衆浴場の「上湯温泉大衆浴場」がある。クルマだと サッと通り過ぎてしまうほどフツーな家の構えなので、行きたい方は注意が必要(笑)。 9時~21時の営業で入浴料は450円(ロッカー100円)とやっぱり安い! ジモティたちに混じって入る感じが風情。当然、タオルなんかは持参した方がいいし、 洗い場も4つと少ないので、サッと汗を流して、どぶん!と浸かるのが正しい入り方 だろう。お湯は少し熱め。2階に休憩場(1200円)もあるけど、これまで一度も使ったこと はないのでどんなところなのかは知らない(笑)。 無料の駐車場があるが、狭いので大きめのクルマの方は注意が必要(というかヘンな 止め方をするとおばちゃんに怒られるよ!)。そこを気をつければ気兼ねなしの大衆 温泉浴場だ。