開湯は明治初期で、かつては弟子屈温泉と呼んだ。現在は名を改めて摩周湖への観光拠点であることをアピールしている。歓楽街の派手さはなく、中小の宿が市街地に点在する。
住所 | 北海道川上郡弟子屈町湯の島 |
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交通 | JR釧網本線摩周駅から徒歩10分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 摩周湖観光協会 |
お湯の泉質 | 単純温泉(アルカリ性単純温泉ほか) |
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源泉の数 | 20 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できます(無味) |
源泉のpH値 | アルカリ性 |
源泉の温度 | 26~96度 |
摩周湖は霧の摩周湖と呼ばれているらしいが、私たちが行った日は、雲ひとつない晴天に恵まれ、霧はなく静かなたたずまいの美しい景色だった。特に展望台からの景色は絶景ということだったので、展望台へ行ってみた。すると、展望台から見る摩周湖は、期待を裏切らない素晴らしい眺望であった。 遠目からもても、湖の水の透明度が高い様子が見え、澄んだ水で心が洗われる様だった。なんでも、摩周湖の水の透明度は世界一といわれたほどであるそうだ。摩周湖に流入する河川はなく、摩周湖から水が流れ出る様子もなかったにもかかわらず、これほどの水の透明度が保てるということに驚き、なにか不思議な力が働いているように感じた。展望台を離れ、摩周温泉へと向かった。摩周温泉も、温泉にしては珍しく、お湯の色が透明で、においもなかった。普段なら色とにおいで、温泉だなあと感じるところだが、不思議と不満足な感じはせず、心と体が洗われていく感じがした。行ったのが5月であったにも関わらず、夜になると相当、冷えてきて小さな歓楽街を散策してみようと思ったのですが、残念ながら取り止めました。一度は摩周湖を見てみたかった私たちは、なんといっても晴天の摩周湖を見れたことが最大に嬉しかったです。