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山代温泉・山中温泉(石川県)

「大人のお湯旅」泊まって楽しむ旅案内

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-チェックイン前を楽しむ「九谷焼の歴史に触れる」

【観】加賀発祥の伝統工芸を学んで体験できる九谷焼窯跡展示館

加賀地方を代表する伝統工芸品・九谷焼のすべてがわかる施設。この場所は、古九谷を再興させた吉田屋伝右衛門が文政9年(1826)に開いた窯があった場所で、その後窯主を変えながら100年以上にわたって数多くの名作を生み出してきたところ。10年ほど前に行われた植栽工事で偶然窯跡が発掘され、九谷焼のルーツを探る貴重な遺構として保存・展示されている。

覆屋の中に保存されている窯跡は土台部分が状態よく残され、高い位置から燃焼室や通炎孔などの跡を見ることができる。隣接して昭和40年まで使われていた現存最古の本窯もあるので、見比べてみるとその規模や構造がよくわかる。九谷焼の歴史や作品を紹介する展示棟兼工房は、築200年の古民家を利用。常設展示室では九谷焼の歴史や、九谷五彩といわれる色使いについて製作工程をわかりやすく紹介している。

江戸後期に吉田屋窯で焼成された「松竹梅図碗」(個人蔵)

江戸後期に吉田屋窯で焼成された「松竹梅図碗」(個人蔵)

編集部チェック

九谷焼体験 製作工程や作品を鑑賞するのも楽しいが、九谷焼についてもっと知りたいなら体験するのがもっとも近道。工房では九谷伝統の5色を使って絵付け体験が楽しめる。
お碗と五寸皿(直径約15cm)各2000円、七寸皿(同約30cm)から選び、先生の指導を受けながらの細い筆で繊細に絵を付けていく本格的なもの。1時間30分〜2時間の所要で、完成した作品は焼成して後日郵送してくれる。事前に予約が必要だ。

 
数々の名品が生まれた吉田屋窯の遺構

数々の名品が生まれた吉田屋窯の遺構

企画展示コーナーもあり、こちらは吉田屋・宮本屋・九谷本窯以降の作品を年4回入れ替えながら展示。多彩な展示もさることながら、吹き抜けの囲炉裏や釿(ちょうな)がけの床など、建物自体も見応えがある。

築200年の古民家を利用した展示棟兼工房

築200年の古民家を利用した
展示棟兼工房

展示室

展示室

 

DATA

九谷焼窯跡展示館
●電話番号:0761-77-0020●営業時間:9時〜17時●定休日:火曜(祝日の場合は開館)●入場料:一般・大学生310円、75歳以上150円、高校生以下無料●アクセス:JR北陸本線加賀温泉駅からバス11分、山代温泉東口下車徒歩10分●駐車場:なし(山代温泉九谷広場の無料駐車場を利用)●住所:石川県加賀市山代温泉19-101-9

 

【湯】開湯1300年の歴史を感じつつゆっくり入浴したい山代温泉総湯

2つの円形の湯船にこんこんと湯があふれる

2つの円形の湯船にこんこんと湯があふれる

温泉街の中心にあり、市民や観光客の憩いの場になっている共同浴場。1階に女湯、2階が男湯で、どちらにも深さと大きさが違う2つの円形浴槽がある。熱めの湯はナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉。腰痛や神経痛などに効能が高く、また飲んでも便秘や貧血に効くと評判が高い。なんといってもシンプルで大衆的な浴室がいかにも歴史ある温泉らしく、地元の人たちとのふれあいも楽しみの一つだ。現在、隣接地に新総湯を建設中で、2009年8月開業予定。その開業と同時に現在の総湯は改築され、大正時代風の共同浴場に生まれ変わる予定だ。

山代温泉浴殿総湯

DATA

山代温泉浴殿総湯
●電話番号:0761-76-0144●営業時間:6時〜22時(第2水曜は9時〜15時)●定休日:第4水曜●入場料:一般420円、小学生130円、小学生未満50円●アクセス:JR北陸本線加賀温泉駅からバス14分、山代温泉西口バス停から徒歩3分●駐車場:20台(総湯利用者は1時間まで無料)●住所:石川県加賀市山代温泉1-128

 
 

趣味人のご主人との会話も楽しいそば 山背

そば本来の香りが楽しめるせいろ840円

そば本来の香りが楽しめるせいろ840円

天然素材を多く使った落ち着いた店内

天然素材を多く使った落ち着いた店内

ご主人の伊豆蔵さんは窯元「撫山窯」を主催する陶芸家。料理は昔から趣味で作っていたが、そこは常識を超えた趣味人だけに調理師免許までとるほどのこだわりようだ。自分の作品に盛り付けるにはどんな料理がいいか・・・・・・そこでたどりついた答えがそば。

長野と会津の 国産粉をブレンドしたそば粉を手打ちした山背そばは、ひと箸たぐるとそばの芳しい香りが漂い、丁寧にダシをとったツユの風味とともに喉をツルっと過ぎていく。趣味の粋をはるかに超えた絶品の味わいである。濃厚で旨みたっぷりのそば湯、手製の陶器釜で炊いたご飯も必食だ。

 
そば 山背

DATA

そば 山背
●電話番号:0761-76-0357●営業時間:11時30分〜14時(L.O.)●定休日:月・火曜(祝日の場合は営業)●アクセス:JR北陸本線加賀温泉駅からバス14分、山代温泉西口バス停から徒歩3分●駐車場:なし●住所:石川県加賀市山代温泉18-50

 
 

後の人生に大きな影響を与えた魯山人寓居跡いろは草庵

稀代の芸術家であり、美食家としても広く知られる北大路魯山人が大正4年から翌年にかけて半年間滞在した吉野屋旅館別荘を保存・公開している。当時、福田大観と名乗っていた魯山人はここでいくつかの宿の看板を篆刻。そのかたわら、陶芸家・須田菁華との交流を通して陶芸の魅力に開眼したといわれている。

館内には魯山人が滞在した当時の様子が再現され、仕事部屋には文机や火鉢、彫りかけの看板(複製)も置かれている。魯山人や須田菁華の作品を展示する土蔵ギャラリー、苔が美しい庭園も見もの。庭園を望むロビーではお茶とお菓子のサービスを受けられる。

若き魯山人が看板彫りに滞在した

若き魯山人が看板彫りに滞在した

 
苔が美しい庭を眺めてゆっくり過ごせる

苔が美しい庭を眺めてゆっくり過ごせる

DATA

魯山人寓居跡いろは草庵
●電話番号:0761-77-7111●営業時間:9時〜17時●定休日:水曜(祝日の場合は開館)●入場料:一般500円、75歳以上250円、高校生以下無料●アクセス: JR北陸本線加賀温泉駅からバス14分、山代温泉西口バス停から徒歩5分●駐車場:15台(無料)●住所:石川県加賀市山代温泉18-5

 
 

モデルコース例

  • 九谷焼窯跡展示館
  • 徒歩:10分
  • 山代温泉浴殿総湯
  • 徒歩すぐ
  • そば 山背
  • 徒歩:2分
  • 魯山人寓居跡いろは草庵
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※2008年9月現在の情報です。掲載情報は変更される場合があります。

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