環境省が指定!プチ湯治・療養の旅なら国民保養温泉地がおすすめ

みなさま「国民保養温泉地」って知っていますか?

塩江温泉(香川県)

塩江温泉(香川県)

温泉法(昭和23年法律第125号)に基づき温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分に期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を環境大臣が指定するもの

・・・なのですが、分かったような分からないような・・・。
もうちょっと詳しく見てみましょう。

国民保養温泉地に指定される条件

湯郷温泉(岡山県)

湯郷温泉(岡山県)

日本には3,000以上の温泉地があるといわれていますが、その中でも特に優れた条件を満たしている温泉地を「国民保養温泉地」として環境省が指定しています。

ずばりその条件とは

  • 利用源泉が療養泉であること
  • 利用する温泉の湧出量が豊富であること
  • 自然環境、まちなみ、歴史、風土、文化等の観点から保養地として適していること
  • 医学的立場から適正な温泉利用や健康管理について指導が可能な医師の配置計画又は同医師との連携のもと入浴方法等の指導ができる人材の配置計画もしくは育成方法等が確立していること
  • 温泉資源の保護、温泉の衛生管理、温泉の公共的利用の増進並びに高齢者及び障害者等への配慮に関する取組を適切に行うこととしていること
  • 災害防止に関する取組が充実していること
奥飛騨温泉郷(岐阜県)

奥飛騨温泉郷(岐阜県)

一つ一つはどこでもありそうな条件だなという印象ですが、これら全てを満たすのはなかなか難しそう。
特に『入浴方法等の指導ができる人材の配置・・・』、ということはこれらの温泉地に行けば「どうやって温泉に入ると効果的なんですか?」などといった相談ができるということ。

鹿野・吉岡温泉(鳥取県)

鹿野・吉岡温泉(鳥取県)

環境省指定といわれると何やらすごい感じがしますが、確かに泉質だけでなく周りの環境や、何かあった時の対応までしっかりと確立されているなら、安心して利用できそうですね。

どんな温泉地が登録されているの?

豊富温泉(北海道)

豊富温泉(北海道)

平成29年6月現在で、全国に97ヵ所の国民保養温泉地が指定されています。

詳しい国民保養温泉地の情報はこちらのページで特集しているのでぜひご覧いただきたいのですが、指定された温泉地を見てみると、誰もが知っている有名温泉地というより、どちらかというと地元のだけが知っているような名湯が多いように感じます。

栃尾又・駒の湯温泉(新潟県)

栃尾又・駒の湯温泉(新潟県)

温泉については多少知っているつもりの筆者ですが、名前すら初めて聞いた温泉もいくつかありました。
みなさんのお住まいの都道府県にある意外な温泉地が登録されている!なんてこともあるかもしれませんよ。

湯の鶴温泉(熊本県)

湯の鶴温泉(熊本県)

ちなみに昭和29年、最初に登録されたラインアップが酸ヶ湯温泉(青森県)、日光湯元温泉(栃木県)、四万温泉(群馬県)の3ヵ所なのを見ても、温泉ファンなら納得の「これガチなやつだ・・・」感があります。

酸ヶ湯温泉(青森県)

酸ヶ湯温泉(青森県)

慌しい毎日の生活でたまってしまうストレスや疲れ。「湯治・療養」というと少し大げさですが、人混みとは無縁の土地で森や木々、大空や湖など自然の中を散策したり、その地でしか食べられない素朴な食事を楽しむような、ゆっくりするための旅で自分や大切な人をいたわってあげてはいかがですか?

「国民保養温泉地」の特集はこちらから

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