温泉トップ > 温泉コラム > 全国 > 東海 > 岐阜 > 奥飛騨温泉郷

なんて贅沢!創業113年の老舗温泉宿で飛騨牛を食べ比べ♪ ~岡田旅館(岐阜県)~


奥飛騨の玄関口、平湯バスターミナルから歩いていける距離にその宿はあります。

創業113年の老舗、平湯温泉の「岡田旅館」です。

平湯バスターミナルからは徒歩5分 ≪写真:野添ちかこ≫

平湯バスターミナルからは徒歩5分 ≪写真:野添ちかこ≫

今回、宿泊したのは離れ「和楽亭」。

客室へと向かう回廊に沿って水路がめぐらされていて不思議に思っていましたが、豪雪地帯ゆえ、冬に雪を溶かすためのものと聞いて納得しました。

窓から見える水路は雪対策だそうです ≪写真:野添ちかこ≫

窓から見える水路は雪対策だそうです ≪写真:野添ちかこ≫

離れの客室は全10室。古木を使った落ち着いた空間は、郡上八幡の築80年の古民家を移築して、13年前に完成したもの。

客室はすべて異なる造り。落ち着ける雰囲気です ≪写真:野添ちかこ≫

客室はすべて異なる造り。落ち着ける空間です ≪写真:野添ちかこ≫

客室は和室とこたつのある次の間の二間。

洗面所の先には内風呂と岩の露天風呂があって、とても贅沢でした。

客室にはなんと風呂が2つ! ≪写真:野添ちかこ≫

思い立ったときにすぐに温泉へじゃぼん! ≪写真:野添ちかこ≫

山の幸、海の幸がてんこ盛り

奥飛騨に来ると、朴葉味噌や飛騨牛といったごちそうに出合えますが、こんなふうに飛騨牛を食べ比べたのは初めてです。お皿に盛られているのはサーロイン、肩ロース、ハネシタの3種類。行者にんにくのお塩をさっと振ると、旨みが際立ちます。

飛騨牛の石焼食べ比べ ≪写真:野添ちかこ≫

飛騨牛の石焼食べ比べ。アスパラ、トウモロコシ、マイタケが添えられていました ≪写真:野添ちかこ≫

刺身は鳴門いかや飛騨サーモン、中トロ、真鯛、そしてアワビのバター焼き……。山の中なのに海の幸? と疑問に思うなかれ。奥飛騨は富山や金沢が近く、日本海の新鮮な魚介が手に入るため、山海の幸、両方を味わえるんです。

ほかにそばいなりや、岩魚の塩焼き、名物のつくねなど、奥飛騨ならではの味覚は日本酒とよく合います。

岩魚 ≪写真:野添ちかこ≫

岩魚とつくね ≪写真:野添ちかこ≫

こだわりの風呂が大集合

離れに泊まると客室の風呂で十分な気分になってしまいますが、やはり大浴場で手足を伸ばしたい! と思い、女性用大浴場へと向かいました。

ここの大浴場は変わっていて、木の浴槽なのにジャグジーがついていたり、足元に玉砂利が敷いてあったり、庭園露天風呂には変わった造りの風呂があったりとかなりこだわりをもって造っているのがわかります。気持ちのよい内風呂は地元産の高野槙と御影石を使っているんだとか。

足元に玉砂利が敷かれ、ジャグジーも設置された高野槙の浴槽 ≪写真:野添ちかこ≫

足元に玉砂利が敷かれ、ジャグジーも設置された高野槙の浴槽 ≪写真:野添ちかこ≫

女性用の庭園露天風呂 ≪写真:野添ちかこ≫

女性用の庭園露天風呂 ≪写真:野添ちかこ≫

 

変わったお風呂の正体は・・・? ≪写真:野添ちかこ≫

この浴槽は何からできている・・・? ≪写真:野添ちかこ≫

露天風呂にある右奥の浴槽は、ずいぶん面白い形をしていますが、飛騨の神岡鉱山から持ってきた鉄球を割って風呂にしたものだそう。さらに、岩をくり抜いて造った、新設の風呂も出来上がっていました。

大浴場の脱衣所に掲げてあった温泉分析書の泉質はpH6.7、ナトリウム・カルシウム―炭酸水素塩・塩化物泉(天長の湯)。全部で源泉は4本あって、湧出量は毎分1500リットルと湯量も豊富なためかけ流しです(ジャグジーなど一部循環あり)。無色透明ですが、陽の光に照らされてバイオマット(微生物被膜)が緑っぽく出るそうで、「これが生きている温泉の証」(岡田純平専務)なんだそうです。

北アルプスを眺めつつ、うまいものを食べ、温泉に浸かって、疲れを吹き飛ばしに出かけませんか?

岡田旅館・和楽亭

  • 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯温泉505
  • 1泊2食11,500円~、離れ21,000円(消費税・入湯税別)~
  • 全70室
  • IN 15時/OUT 10時
  • 日帰り入浴 大人800円(15~20時)

「創業100年以上, 料理, 自家源泉, 奥飛騨温泉郷」に関する温泉コラム

温泉コラムの感想をコメントする