青森県の伝統文化に触れる旅「星野リゾート 青森屋」体験記【施設・温泉編】

ねぶた

毎晩開催される「みちのく祭りや」で見られ迫力あるねぶた

青森って遠いと思っていたのですが、東京から新幹線で約3時間。あっという間に八戸駅に到着します。来てみると近い!そんな印象から始まった今回の「星野リゾート 青森屋」さんへの旅。
八戸駅からは宿泊者専用の無料送迎バスが出ていますので、車が無くても安心して訪れることができますよ。バスに揺られること約40分「星野リゾート 青森屋」に到着!

バスと雪ん子

バスで到着すると「雪ん子」姿のスタッフさんが出迎えてくれる

お迎えしてくれるのは、雪ん子姿のスタッフさんと可愛いポニー。一気に青森へ来たという感じを受けワクワクします。

そしてロビーに入ると座布団と火鉢が置かれたスペースで「りんごもんぺ娘」姿のスタッフさんが「暖かいりんごジュース」を提供してくれます。部屋へ案内されるまでここでほっこり一息。

りんごもんぺ娘

「りんごもんぺ娘」でウエルカムドリンクを提供してくれる

更に奥にも囲炉裏やソファーが並ぶロビーラウンジがあり、こちらではフリードリンクでコーヒーやりんご紅茶なども飲むことができますよ。

ラウンジでは無料でコーヒーやりんご茶などが楽しめる

ラウンジでは無料でコーヒーやりんご茶などが楽しめる

青森に関連する本なども置かれていて、滞在中はこちらでリラックスしている人の姿が数多く見られました。私達もここで夜遅くまで話し込んでしまったり。このラウンジは青森ヒバと青森トドマツをブレンドしたアロマの香りが漂う落ち着いた静の空間でした。

ラウンジで休憩した後は館内の地下の空間へ、こちらは縁日が毎日開催されているかのような広場、「じゃわめく広場」。

館内にちりばめられる30種類の灯篭 がかわいい。

館内にちりばめられる30種類の灯篭がかわいい。

この季節には青森の郷土文化にちなんだ30種類の灯篭が飾られていて、更に情緒が漂います。この広場では毎晩開催される「じゃわめぐショー」が行われ、スタッフによりスコップ三味線や民謡の披露などが披露され、館内全体がお祭りのような雰囲気です。

スタッフさんによるスコップ三味線

スタッフさんによるスコップ三味線など楽しいショーが行われる

ちなみにスコップ三味線って知ってます?私はここに来て初めて知ったのですが、スコップを三味線に見立ててエアギターのように音楽に合わせて演奏するのです。この地方で育った文化のようなのですが、青森屋の皆さん津軽で行われた世界大会で1位に輝くチームなのだそうです。「じゃわめくショー」ではこのスコップ三味線を宿泊のお客様も参加が可能!飛び入り参加すれば楽しい青森の夜を体験できますよ。

IMG_2882

一緒に取材に行った上司も飛び入り参加 認定証もいただけて楽しい旅の思い出に

池に浮かぶ露天風呂「浮湯」

さて、「みんなが選ぶ  第9回温泉大賞」 東北エリア1位の温泉を紹介しましょう。星野リゾート 青森屋の温泉は古牧温泉、アルカリ性単純泉 PH9.1 トロトロトと肌をすべるような感覚のとても気持ちがいいお湯で、お肌がつるつるになりました。館内で出会う女性スタッフさんが皆さん美肌で、これはこの温泉の良さを証明してますね。

幻想的なねぶり流し灯篭「冬季限定」

幻想的なねぶり流し灯篭「冬季限定」

温泉大賞の投票で集まったコメントでは「温泉に入りながら「ねぶた」が見られる」、「池の鯉が遊びにくる」などの書き込みがありどんな温泉なんだ!と思っていたのですが入ってみるとその通りなのです。

まさにお風呂から池がインフィニティ状態!今まで取材でいろいろなお風呂へ入浴してきましたが、これは入った事のない感覚。さらにその奥にはぼんやりと浮かぶ「ねぶり流し灯篭」・・・これはここに来ないと出来ない体験です。冬季限定なのでぜひ訪れてみてください。温泉大賞 東北1位になるのも納得です。

また、冬の期間中はより幻想的な笛の生演奏が行われます。私が滞在した日は雨が降っていて演奏が無かったのですが、生演奏はぜひ体験したいですね。笛の生演奏は18:00~、21:45~と2回あります。(期間2016年12月1日~2017年3月31日)

これからは新緑が美しい「浮湯」

これからは新緑が美しい「浮湯」

冬の季節はもちろん良かったのですが、これからの季節は新緑が美しく、紅葉の季節も真紅の紅葉が楽しめる、四季を通して満足ができそうなお風呂ですね。

内湯「ひば湯」

内湯「ひば湯」

内湯は「ひば湯」。日本三大美林の一つに数えられる「青森ヒバ」がふんだんに使われています。なめらかな木のぬくもりと青森ヒバの香りがとても心地よいですよ。また、採光も工夫されているようで、内湯からも外の「ねぶり流し灯篭」が綺麗に見えます。中からも外からも楽しめるように計算されていますね。

ひば湯には「あつ湯」と「ぬる湯」の2つの湯船があります

ひば湯には「あつ湯」と「ぬる湯」の2つの湯船があります

くつろげるお部屋「あずまし」

さてさて、お部屋に帰って寛ぎましょう。ということでお部屋も紹介しましょうね。
今回滞在させていただきたお部屋は「あずまし」。あずましは青森弁で「心地良く」の意味があるそうです。その名の通り、お部屋の調度品には青森の郷土の物が配置されていて心地がいいです。

宿泊した「あづまし」施設に面する渋沢公園、かっぱ沼も一望できる

宿泊した「あずまし」 施設に面する渋沢公園、かっぱ沼も一望できる

壁に掛けられているのは「南部裂織」。その昔、青森県南部地方で古くなった衣類を裂いて麻糸とともに織り込み、仕事着などを作成していた手法で作られた工芸品になるそうです。

ベットサイドにある照明もこちらの工芸品で、「BUNACO照明」。国産のブナの木を薄く削って作られているそうで、ブナの木肌から透き通るほのかな明るさは、とても暖かみがある光でした。

BUNAKO照明はやさしくお部屋を照らしてくれる

BUNACO照明はやさしくお部屋を照らしてくれる

またお部屋に飾られた「八幡馬」は馬産地ならではの郷土の玩具。700年以上前の木堀りの馬がそのルーツだそうで、 現在は福を呼ぶ馬として祝い事の記念品として贈られる事が多い縁起物。

お部屋に飾られている八幡馬

お部屋に飾られている八幡馬

こちらの施設は「古牧温泉グランドホテル」をリノベーションして「星野リゾート青森屋」となったのですが、古くからある青森の伝統文化を取り入れていて、現地でなくてはできない体験やその土地の良さを提供してくれるお宿だなと感じました。

地下空間のお祭り市場のような「動」の賑わいと、ラウンジや古民家レストラン「南部曲屋」などがある広い庭園の「静」の空間、一つの施設でメリハリがあり楽しめるスポットが盛りだくさんの魅力ある施設となっています。

まとめ

青森の伝統文化がぎっしり詰まったお宿で驚きました。青森県内にお住まいの人も、県外からのお客様がいらした時「ここで青森が体験できる!」ということで宿泊をされる方も多いそうです。温泉大賞の投票も青森県の方の投票率が高く、地元の方にも愛されているお宿であることが分かる旅でした。

また、館内に入った時の香りが良くて気に入ったので、オリジナルブレンドのアロマも購入し自宅でも居心地の良い旅を思い出しています。青森の静と動を体験できる「星野リゾート 青森屋」ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

オリジナルブレンドのアロマオイルとても落ち着く香りです。

青森ヒバやトドマツをブレンドしたのオリジナルのアロマオイルとても落ち着く香りです。

「古牧温泉」に関する温泉コラム

温泉コラムの感想をコメントする