箱根で3つの滝をめぐり天成園で温泉を堪能するおすすめ日帰りプラン

突然ですが、箱根に「飛竜の滝」と「玉簾の滝」、「飛烟の滝」という美しい滝があるのをご存じですか?今回は、この滝を2時間ほどの軽いハイキングでめぐり、美味しいものも食べて、温泉を堪能する日帰りプランをご紹介します。

スタートは箱根湯本駅

箱根湯本駅

箱根登山鉄道の箱根湯本駅からスタートします。新宿駅からは小田急ロマンスカーで約1時間半、東京駅からは東海道線で小田原で乗り換えて約1時間50分と非常にアクセスしやすいため、外国人観光客も非常に多くいらっしゃいました。

早めの昼食は湯葉丼 直吉

湯葉丼直吉

昼食は「湯葉丼 直吉」で湯葉丼を食べます。場所は箱根湯本駅から早川沿いを強羅方面へ3分ほど歩いたところです。

箱根に着いてすぐ昼食?と思われるかもしれませんが、これには理由があります。この後向かう「飛竜の滝」は往復2時間弱のハイキングとなることと、この「湯葉丼 直吉」は人気店のためお昼時は行列ができるので、開店直後の空いている時間帯がおすすめなのです。

メニュー

メニューはこちら。湯葉丼以外には湯葉そばや湯葉ぜんざいなど湯葉にこだわったメニューとなっています。

湯葉丼御膳

今回はせっかくなのでちょっと豪華に湯葉丼+湯葉刺し+姫豆腐を食べました。湯葉丼は写真右下のぐつぐつ煮えている湯葉をご飯にのせていただきます。湯葉以外に卵やしいたけが入っており、しっかりとした出汁の味とふわふわの湯葉の食感がとてもご飯に合います。湯葉をご飯と一緒に丼で食べる食べ方はは初めてでしたが、とても美味しくいただけました。湯葉刺しもトロッとしていて大豆の甘みを感じました。湯葉丼に湯葉刺しと湯葉づくしで、湯葉好きにはたまらないのではないでしょうか?

「湯葉丼 直吉」

住所

  • 神奈川県足柄下郡箱根町湯本696

電話番号

  • 0460-85-5148

営業時間

  • 11:00-19:00 (L.O. 18:00)

定休日

  • 火曜日(祝日の場合営業)

 

一つ目の滝 「飛竜の滝」

飛龍の滝3

腹ごしらえが終わったら、一つ目の滝「飛竜の滝」をめざします。行き方は、箱根湯本駅から箱根登山バス「旧街道経由 元箱根」行きに乗って最寄りのバス停「畑宿」または「上畑宿」まで行きます。バスの乗車時間は約15分、バス停から「飛竜の滝」までは片道約50分のハイキングとなります。バスは日中は30分に1本しかないので時間を調べて行ったほうが良いでしょう。

「飛竜の滝」は上段15m、下段25mと神奈川県でも最大級の滝だそうです。ごろごろとした大きな岩がたくさんあり、自然のままで、非常に勇壮な姿をしています。「飛竜の滝」までの道は少々険しいですが、わざわざ見に行く価値のある滝でした。

「飛竜の滝」への行程詳細は別の記事をご覧ください。

神奈川県最大級!箱根「飛竜の滝」へ、ハイキングに行ってみました

住所

  • 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿

最寄りのバス停

  • 箱根湯本駅から箱根登山バス「旧街道経由 元箱根」行き「畑宿」または「上畑宿」下車

箱根湯本駅からの所要時間

  • 箱根湯本駅から畑宿までバス約15分、畑宿から飛竜の滝まで徒歩約50分

 

甘酒茶屋で休憩

甘酒茶屋

ハイキング後は甘酒茶屋で休憩します。「飛竜の滝」から畑宿バス停まで戻り、箱根登山バス「旧街道経由 元箱根」行きに乗って「甘酒茶屋」バス停を降りると目の前です。バスの乗車時間は約8分です。

甘酒茶屋は江戸時代に東海道を旅する人の休憩所となっていたそうです。この地域は山道が険しく、ちょうど宿場町の間にあたるところで、当時は4軒の甘酒茶屋があったそうです。しかし、現在はこの1軒が残るのみになっています。

甘酒茶屋メニュー

甘酒茶屋のメニューです。疲れた体にはどれも魅力的で迷ってしまいます。

甘酒と力餅

甘酒茶屋だけに甘酒と、力餅のうぐいすをいただきました。この甘酒は砂糖が入っていないそうです。なので甘すぎず、米の自然な甘みですっきりと飲めます。夏は冷たい甘酒もあるそうです。なお、ノンアルコールなので車を運転する方も問題ありません。力餅の方も甘さは控えめでほんのり甘く、餅は柔らかくてとても美味しかったです。

茅葺屋根の店内でゆっくりいただくのも良いですが、天気も良かったので外のベンチでいただきました。ちょうどウグイスの鳴き声も聞こえ、昔の東海道に想いを馳せながらの休憩となりました。帰りのバスも30分に1本ですが、バス停は目の前なのでバスの時間までゆっくりすると良いでしょう。

住所

  • 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395-1

最寄りのバス停

  • 箱根登山バス「旧街道経由 元箱根」行き「甘酒茶屋」下車

畑宿からの所要時間

  • バス(畑宿から甘酒茶屋まで)約8分

電話番号

  • 0460-83-6418

営業時間

  • 7:00-17:30

定休日

  • なし

甘酒茶屋公式サイト

二つ目の滝「飛烟の滝」

飛烟の滝

2つ目の滝は「飛烟の滝(ひえんのたき)」です。この滝は天成園というホテルの敷地内にありますが、宿泊や日帰り温泉を利用しなくても無料で見ることができます。甘酒茶屋から天成園へは箱根登山バス「旧街道経由 箱根湯本」行きに乗って「台の茶屋」で降り、徒歩約5分です。

天成園の庭園に入ると最初に見えるのがこの滝です。「玉簾の瀧」と間違えやすいので、「玉簾の瀧は30m先」と書かれた看板が立っています。「烟」とはけむりの意味で、その名の通り水しぶきが煙のように立ち込めることからこの名が付いているようです。高さは約20m、幅は約10mで「飛竜の滝」より小さいのですが間近で見られるため、より大きく感じます。

 

三つ目の滝「玉簾の瀧」

玉簾の滝

三つ目の滝は「玉簾の滝(たまだれのたき)」です。この滝も「飛烟の滝」と同じく天成園というホテルの敷地内にありま。「玉簾の滝」は流れ落ちる水がたますだれのように美しいのでこの名前が付いたそうです。しめ縄があることから神聖な感じがします。三つの滝の中では一番小さく迫力は負けますが、水の流れる美しさでは一番かもしれません。

与謝野晶子の歌

かの与謝野晶子もこの滝を歌にしており、昔から人々に愛されてきた滝だということがわかります。

天成園の日帰り温泉

天成園

3つの滝を見られたので、待望の温泉に入ります。「飛烟の滝」、「玉簾の瀧」のある天成園は宿泊も日帰り入浴もできます。なんと、天成園では日帰り入浴が午前10時から翌朝午前9時までの23時間滞在可能とのことです。浴衣とバスタオル、タオルも借りられるので手ぶらでもOKです。

天成園露天風呂

露天風呂はとても広くて清潔感があります。露天風呂には寝湯や円形の石風呂があり、屋内にはサウナやミストサウナもあります。天成園は自家源泉を保有しているとのことです。お湯は熱すぎず、肌に馴染むような泉質でした。露天風呂ではこの時期には山桜がきれいに見えました。おそらく夏は豊富な緑、秋は紅葉、冬は雪景色など四季折々の景観を楽しめると思います。また、夜は満点の星空の下で温泉に浸かれるでしょう。

休憩所

日帰り入浴利用者の休憩所です。こちらで食事や飲み物を注文していただくことができます。ただし、横になるスペースは無いようでした。なので、日帰り入浴で23時間利用可能ですが、そこまで長時間滞在するのは難しいかもしれません。

日帰り温泉としてはやや高額で大人2,300円となっていますが、施設はとても綺麗で露天風呂は広々としていて、さらに箱根の天然温泉であれば納得できる価格かと思います。できるだけゆっくり滞在したいところですね。なお、天成園は宿泊も可能ですので、ゆっくり温泉を楽しみたい方は宿泊の方が良いと思います。

住所

  • 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682

最寄りのバス停

  • 箱根登山バス「旧街道経由 箱根湯本」行きに乗って「台の茶屋」で下車

所要時間

  • 甘酒茶屋から台の茶屋までバス約17分、台の茶屋から天成園まで徒歩約5分
  • 箱根湯本駅から徒歩約12分

電話番号

  • 0460-83-8511

営業時間

  • 日帰り入浴: 10:00-翌朝9:00
  • 宿泊: チェックイン15時、チェックアウト10時  ※宿泊プランにより異なる場合あり

日帰り入浴料金(浴衣・バスタオル・ハンドタオル付き)

  • 大人(中学生以上) 2,300円
  • 子供(小学生) 1,200円
  • 幼児(3歳~未就学児) 900円
  • 三歳未満無料
  • 深夜0時以降は深夜料金(大人1,500円/子供・幼児900円)が別途必要
  • 入湯税50円別途必要(12歳未満は非課税)
  • 駐車場は5時間まで無料、以降30分ごとに100円

天成園公式サイト

旅の終わりに

以上で、箱根3滝を鑑賞し温泉に入る日帰りプランは終了です。天成園から箱根湯本駅までは歩ける距離で、所要時間は約12分です。温泉ですっきりした後に早川沿いを風にあたりながら歩くのは、とても気持ちが良かったです。

今回のこのプランは、あえて箱根ではあまりメジャーではない滝を中心に旧街道側を回ってみましたが、箱根の豊かな自然を大いに感じられるコースとなりました。ハイキングで多少体力は必要ですが、いつもと違う箱根を味わい、温泉も食事も楽しめるプランとなっています。ぜひ3つの滝と温泉を満喫してみてください!

 

 

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