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旅行トップ > 特集 > はしご湯紀行 南アルプス山麓の露天風呂めぐり

温泉ライター・飯出敏夫の1泊2日首都圏からドライブで行く「癒しの名湯・秘湯はしご湯紀行」第1回:南アルプス山麓の露天風呂めぐり

1日目
2日目
今回のはしご湯情報

お気に入りの「癒しの名湯・秘湯」を1泊2日のドライブで気ままにめぐる旅の第1回目は、首都圏から約3時間半。南アルプス山麓に点在する温泉をはしごします。メジャーな温泉地ではありませんが、魅力的な小さな温泉地が点在し、クルマも少なく、マイペースのドライブが楽しめるエリアです。今回、旅したのは11月中旬、紅葉シーズンの最後を訪ねるドライブです。
まずは、中央自動車道を河口湖ICまで走り、国道139号を本栖湖方面へ。本栖湖から国道300号に入り、1湯目の「武田信玄の隠し湯」で知られる下部温泉へ、GO!!

1:下部温泉・古湯坊源泉舘(こゆぼうげんせんかん)へ

戦国武将をも癒した名湯はちょっぴり冷たい

下部温泉はいまから1300年も昔の奈良時代に開湯したと伝わり、運動機能障害や関節痛、骨折や縫傷などの術後に訪れる湯治客でにぎわう山梨県を代表する名湯である。下部川沿いに湯治宿がひしめきあって建つ風景はいかにも湯治場そのものだ。めざすは、古湯坊源泉舘。なにしろ武田晴信(のちの信玄)の湯守を命ずるお墨付きが残る由緒正しき宿で、湯守としては実に58代目、宿としても江戸時代の創業という老舗である。

名物はなんといっても「武田信玄公かくし湯大岩風呂」である。約15畳の岩盤の裂け目から毎分200〜420リットルも自然湧出する湯は単純温泉で、源泉温度は29〜31度。源泉そのままの湯船で、混浴(宿泊客は17時〜18時30分が女性専用時間)である。常連らしい先客に会釈して、そっと浸かる。「うぅっ、つ、つめたい!」。しかし、この湯で川中島の合戦で負傷した信玄が傷を癒したと聞けば、もはや行者の境地だ。階段の上には加温された湯船もあり、交互に浸かりながら、湯治客はざっと2時間くらいも浸かる。最初はすごく冷たく感じたが、次第に馴れてくるから不思議だ。外来入浴も2時間以内になっているので、昼過ぎから14時近くまで長湯してしまった。


古湯坊源泉舘(古湯坊源泉館)の詳細・宿泊プラン

岩盤の上に板を敷いた「武田信玄公かくし湯大岩風呂」

岩盤の上に板を敷いた「武田信玄公かくし湯大岩風呂」

古湯坊源泉舘のある路地。手前が「武田信玄公かくし湯大岩風呂」がある別館神泉、奥が本館

古湯坊源泉舘のある路地。手前が「武田信玄公かくし湯大岩風呂」がある別館神泉、奥が本館

古湯坊源泉舘に伝わる武田晴信(信玄)の「湯守免許状」

古湯坊源泉舘に伝わる武田晴信(信玄)の「湯守免許状」

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2:草塩温泉へ

地元の人たちに愛されている美肌の湯

あれほど冷たく感じた「武田信玄公かくし湯大岩風呂」の湯だが、クルマに戻ったらポカポカしてきた。国道300号を西へ向かうと、まもなく富士川を渡り、国道52号とクロスする。ここから早川渓谷沿いに南アルプスのふところ深くに分け入る “南アルプス街道”に走り込む。ほとんどは冷泉だが、この沿線にはいくつもの温泉が点在していて、地元の人たちの憩いの場になっている。
最初にあるのが、地元の人たちの銭湯として親しまれる日帰り温泉施設の草塩温泉。かつて地元のおじさんたちに温泉情報を聞きながら楽しく過ごしたことが思い出された。が、なんと、営業時間が平日16時からに変更されていた。ガーン、以前は10時から営業していたのに。まだ1時間近くもある、どうしよう、まっいいか、待つことにしよう…。おかげで一番風呂に入ることになったが、まだだれもいない。こういう風呂は地元の人と一緒じゃないとなんかさびしいね。新しい温泉分析表がなく、古い掲示表には含重曹‐弱食塩泉とあった。新泉質名だとおそらくナトリウム‐塩化物・炭酸水素塩泉で、慢性皮膚病に効果的な美肌の湯である。源泉温度は19度だという。


町営草塩温泉の情報

銭湯みたいな造りの草塩温泉の浴場

銭湯みたいな造りの草塩温泉の浴場

草塩集落の一角にポツンと建つ草塩温泉の外観

草塩集落の一角にポツンと建つ草塩温泉の外観

次第に険しくなる早川渓谷沿いをさかのぼる“南アルプス街道”

次第に険しくなる早川渓谷沿いをさかのぼる“南アルプス街道”

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3:奈良田温泉・白根館へ

なんといっても湯がいい!南アルプスの極楽温泉

草塩温泉で思いがけず時間を食ってしまったので、あとは一路、今夜の宿の奈良田温泉をめざす。宿に早く着いて、名湯をじっくり楽しむ計画が少し遅くなってしまった。早川町の最奥にあるこの集落は「陸の孤島」「焼畑農日本最後の村」「民俗学の宝庫」など、秘境の代名詞のようにいわれた山里だ。奈良田ダムの建設で集落の水没とひきかえに道はよくなったが、それでも秘境の雰囲気は濃い。ここに奈良田温泉の一軒宿、白根館がある。
奈良田温泉の湯は抜群だ。泉質は含硫黄‐ナトリウム‐塩化物泉で、源泉温度49・8度。これを2つずつある総檜造りの大浴場と露天風呂に掛け流す。この宿の温泉に対する情報開示は詳しく、泉源までの距離や井戸の深さ、湧出量、各浴槽に毎分注がれる湯量まで、すべて浴室の掲示板に記されている。それほど温泉には自信をもっているということだ。湯船に浸かった瞬間に柔らかく包み込まれるような湯の肌ざわり、肌がすべすべになる浴感、やや熱めとややぬるめに仕切った湯船もいい。湯がいいということでは、私の5本の指に入る温泉である。もう何回通ったかわからないが、帰るとまたすぐに行きたくなる名湯なのだ。ちなみに、ご主人の深沢守さんはプロの猟師で、鹿や猪などの獲物が味わえるのも楽しみの一つ。名湯に浸かり、これらのジビエを肴に地酒を飲めば、もう極楽そのものなのである。


白根館の詳細・宿泊プラン

奈良田集落の中でひときわ目立つ白根館の外観

奈良田集落の中でひときわ目立つ白根館の外観

白根館の総檜造りの内湯。2ヶ所あり、ほぼ同じ造りだが、夕食時に男女が入れ替わる

白根館の総檜造りの内湯。2ヶ所あり、ほぼ同じ造りだが、夕食時に男女が入れ替わる

こちらは周囲の深山を望む岩造りの露天風呂

こちらは周囲の深山を望む岩造りの露天風呂

こちらは縁に丸太を使った露天風呂。宿泊客は両方楽しめる

こちらは縁に丸太を使った露天風呂。宿泊客は両方楽しめる

山の幸が満載の夕食。この日のメインは猪鍋

山の幸が満載の夕食。この日のメインは猪鍋

白根館の裏山を走る丸山林道から朝焼けの南アルプスを望む

白根館の裏山を走る丸山林道から朝焼けの南アルプスを望む

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飯出敏夫(いいで・としお)

飯出敏夫(いいで・としお)プロフィール

年間100日以上を温泉旅ですごす温泉ライター。
著書に「一度は泊まってみたい秘湯の宿70」(成美堂出版)、アサヒDVDブック「秘湯ロマン」(朝日新聞社)、「名湯・秘湯の山旅」(JTBパブリッシング)、「心を癒す温泉三昧 全国療養の湯厳選200」(保健同人社)ほか多数。テレビ朝日「秘湯ロマン」旅人&アドバイサー。

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