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第15回 関東No.1駅弁決定!関東の駅弁の中で好きな駅弁はどれ?
  1. ??????
  2. 日光まるごと味の弁当(下今市駅)
  3. 新宿弁當(新宿駅)
  4. 菜の花弁当(千葉駅)
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旅行トップ > 小林しのぶ 全国駅弁ガイド > 駅弁たべりんぐとらべりんぐ 「千葉・内房線、外房線」
 

しのぶ流 駅弁たべりんぐとらべりんぐ

取材日2008年2月
第9回 関東・千葉編 春を先取り「千葉・内房線、外房線の旅」 蘇我 安房鴨川 館山 東京 千葉
東京〜館山安房鴨川〜千葉今回の駅弁リスト
安房鴨川 のどかな車窓を眺めて何思う……。「この駅弁食べ終わる前に、次の駅に着かないかなぁ…」。
のどかな車窓を眺めて何思う……。「この駅弁食べ終わる前に、次の駅に着かないかなぁ…」。
安房鴨川
控え目ながらしっかりとうまい、千葉駅弁は副菜にも力あり

館山からは各駅停車で安房鴨川駅まで。車内は花摘みに来た熟年女性や校外学習だろうか、小学生の団体が席を埋めている。安房鴨川駅では「あわびちらし」「房総半島 うにとさざえめし」をゲットする。前者はずいぶん古くから販売されている駅弁で、以前はもっとアワビが大きくて、スライスも厚かったと思うのだが……いや、気のせいかもしれない(笑)。レンコンやタケノコなどアワビより野菜のほうが大きかったが、焼け焦げがついた昔ながらの甘い卵焼は、めちゃめちゃうまかった。懐かしい味でありました。
一方、「房総半島 うにとさざえめし」はイカしてた。白飯の上にヒジキと蒸しウニ、錦糸卵、そして刻みサザエが載って、まず見た目の美しさにうっとり。そして食べてうまさにビックリ! サザエもよかったけど、磯の香りといい、ふっくらとした柔らかさといいヒジキの煮物が抜群にいい味を出していた。う〜む、さっきの卵焼にヒジキ、どちらもサブのおかずがおいしいとは。わたくしをはじめ、千葉県人は控え目ですもの(爆)、「主」より「従」のポジションで輝きを放つ、ってことでしょうか。

手書きの看板は、妙に食欲を刺激しますね。手書きの看板は、妙に食欲を刺激しますね。

あわびちらしあわびちらし

房総半島 うにとさざえめし房総半島 うにとさざえめし

蘇我
太平洋を眺めながら、幼少期に思いをはせる…
蘇我

安房鴨川駅からは外房線で蘇我駅へ、そこから乗り換えて千葉駅へと向かう。安房鴨川からしばらくは右手に太平洋が見え隠れ。いいよね、太平洋の青さって。日本海の鈍色ともサンゴ礁のセルリアンブルーとも違う、ワクワクするような明るい青色は、太平洋だけのものだ。見ていてちっとも飽きない。
途中、行川アイランド駅を通過する。県外の人はなかなか読めないだろうな、「なめがわあいらんど」って。フラミンゴショーで有名だった行川アイランドが閉園してからは駅も無人化、ひっそりとしてしまったが、駅だけは残っているのよね。遠足で何度も行ったなあ……とちょっとセンチになったのでありました。
平日ということもあり、外房線列車の車内はガランとしていたが、蘇我駅に降りた途端にホーム上の人口密度がどっと増えた。総武線に乗り換えて、2駅目が千葉駅。うわ〜っ、すごい人込み! ホームから人が溢れている。

千葉
千葉
千葉駅はうまい駅弁の宝庫。今回は4つでガマンしてあげよう(笑)
今回の旅の最終駅だから、思い残すことないように、気になる駅弁をまとめてゲット。
今回の旅の最終駅だから、思い残すことないように、気になる駅弁をまとめてゲット。
デパートの屋上は、駅弁を食べるには不似合い。夕暮れの凛とした空気が冬の名残を感じさせる。
デパートの屋上は、駅弁を食べるには不似合い。夕暮れの凛とした空気が冬の名残を感じさせる。

駅弁売店は改札口近くのコンコースにあった。千葉駅の駅弁は知る人ぞ知るうまい駅弁がズラズラズラ〜〜っと揃っている。千葉県の駅弁文化を担っている調製元の「万葉軒」が頑張っているのがうれしい。なんたって名前が「万」葉軒だもの、「千」葉の10倍だ。何が10倍かは知らないが……。
ズラズラズラ〜〜っと並んでいるので、迷いに迷ったあげく、4つの駅弁を買うことにした。まずは「勝浦鰹のたたき漬け炙り盛り」。勝浦漁港直送のカツオのたたきをメインにした、3月までの期間限定弁当とあれば、買わずにはいられない。そして「菜の花弁当」。千葉県花である菜の花をイメージしてあり、そぼろと炒り卵を敷いた素朴な弁当だが、愛好家が多いロングセラー弁当だ。炒り卵を菜の花に見立ててあるのだが、これが本当に菜の花畑のよう。そして大好きな「潮干狩り弁当」! アサリにハマグリ、イワシのつみれ、ヒジキ、などなど魚介おかずが豊富に盛り込まれており、しかも760円という安さ! 子供のころ、よく千葉の海岸で潮干狩りをしたものだが、そんな時代を思い起こさせてくれる駅弁だ。最後は「房総の味 いせ海老で鯛弁当」。エビでタイを釣る、とはいうが、千葉ではイセエビでタイを釣るのだから、豪快じゃありませんか。内容はタイの塩焼きに、イセエビのフライ、てっぽう漬け、ヒジキ、などなど千葉県の物産づくし。グルメ県千葉の真骨頂が味わえるのだからありがたい。ちなみにタイは千葉県の県魚。イセエビは全国第2位の水揚げ量を誇る。ってご存知でしたか?

さて、千葉駅で困ったのは、駅弁を手に入れたのはよいが食べる場所がないことだ。今回の旅は千葉駅で終了だが、家に持ち帰って駅弁を食べたのではいまひとつおいしくない。駅周辺を探して探して、デパートの屋上にたどり着く。ちょうど夕日がビルの谷間に沈むところ。茜色に染まった西の空が美しいではないか。
「ここで食べよ!」
ちょっぴり風が冷たいが、人込みと喧騒の中で駅弁を広げるよりずっといい。あったかいお茶を片手に、ぜ〜んぶ平らげてしまった。
駅弁を食べ終え空を仰ぐと、一番星がきらめいていた。明日も良い日になりそうだ。

写真:吉田健太郎
東京〜館山安房鴨川〜千葉今回の駅弁リスト